平成19年秋季大会 ブロック予選2回戦⑥

やっと私の頭の中も落ち着いてまいりました…(笑)
ということで、この感動の試合を詳しく振り返ってみることにします。

先発ピッチャーのKくん①は、被安打・被四死球で毎回のようにランナーを
背負う場面が続きましたが、今夏甲子園決勝での佐賀北のように要所要所を締め、
4回表の2失点のみに抑え続けたからこそ呼び込めた勝利だったのでしょうね!
また7回途中からマウンドに上がったAくん⑩も、9回に1失点は喫したものの、
都小山台打線に的を絞らせぬ好投が光ってました。

守りの方でも、1年生二遊間コンビがダブルプレーを成立させる場面もあり、
失策もなく、非常にキリリと引き締まったゲームでしたね。
それでは、この試合での駿台学園の得点シーンを振り返ってみましょう!

[4回裏]
この回の先頭バッター2番のHくん④が死球で出塁。
続く3番Sくん⑤がレフト前ヒットを放ち、無死一三塁の大チャンス。


▲レフトヒットを放つ3番Sくん⑤

4番Hくん③は三振に倒れますが、この時一塁ランナーのSくんが二盗を決め、
キャッチャーが二塁へ送球するその間に、三塁ランナーHくん④が長躯ホームイン!
(申し訳ございません…。この1点目の得点シーン画像は撮り損ねてます…謝)
続く5番Oくん⑧がこの回2つめの死球で出塁し、一死一二塁のチャンスが続きます。
しかし、6番のTくん⑥の三振で二死となり、7番のTくん⑨がバッターの時に
キャッチャーが投球を後逸しかけ、それを見てSくん⑤が果敢に三塁を狙いますが、
敢え無くタッチアウト。結局この回は1得点のみに終わりました。


▲惜しくも三塁タッチアウトになってしまったSくん⑤

[7回裏]
この回の先頭バッター4番のHくん③は三振に倒れ、
続く5番Oくん⑧も内野ゴロで簡単に二死となってしまいます。
しかし、6番Tくん⑥が相手内野エラーで出塁し、この時点で二死一塁。
そして、続く7番Tくん⑨が左中間真っ二つのタイムリー二塁打!


▲タイムリー二塁打を放つ7番Tくん⑨

8番Gくん②もレスト前ヒットで続きますが、浅めの当たりということで、
二塁ランナーはTくん⑨は三塁ストップ!
この時点で、二死一三塁とチャンスを広げましたが、
9番Kくん①が内野ゴロでこの回も1得点のみに終わります。
ただ、二死から得点できたことは非常に大きかったと思います!

[9回裏]
さあ、スコア2-3と1点を追う駿台学園最後の攻撃!
まずは、この回の先頭バッター6番のTくん⑥がレフト前ヒットで出塁!
続くはこの日当たっている7番Tくん⑨でしたが、やはりまずは同点に
追いつくのが先決だということで、手堅く送りバント。
しかし、相手の好フィールディングにより敢え無くフォースアウトに…。
2回裏に続き、この日2つめの送りバント失敗で嫌な雰囲気となってしまいますが、
続く8番Gくん②が起死回生のライト前ヒットを放ち一死一二塁とチャンスを広げます。


▲ライト前ヒットを放つ8番Gくん②

そして、この絶対的な場面でバッターはピッチャーAくん⑩の打順でしたが、
ここが勝負どころと見たのでしょう!代打Aくん⑱を打席に送ります。
前記事でも書いた通り、打席に入る前のAくん⑱のシャープな振りを見て、
「絶対に打ってくれる」っていう予感が私の中にあったのですよ!
その予感が的中し、打球は鋭くショートを横を抜けセンター前へ!
二塁ランナーのTくん⑥が本塁へ還り、ついに3-3の同点に!


▲代打でタイムリーヒットを放つAくん⑱


▲土壇場で同点に追いつき歓喜の駿台応援席

なおも一死一二塁のチャンスが続き、バッターは1番Sくん⑦。
1球目はセーフティ気味のバントを三塁線に試みますがファール。
2球目は一塁線へカット気味のファール。
2-0と追い込まれての3球目は際どく外れてボール(ナイス選球眼でした)。
カウント2-1となり、4球目をまたもや一塁方向へカット(ファール)。
ピッチャーに有利なカウント2-1は変わらず、5球目は低めをついてきます。
見送ればもしかしてボール球だったかもしれませんが、
泳がされそうになりながらもうまく掬った感じで放った打球はレフト前へ!


▲粘って粘ってレフト前へヒットを放つSくん⑦

二塁ランナーは足に怪我を負っているGくん②でしたが、
三塁コーチャーの手はグルグル回っています!
実は、7回裏にも同じような場面(二死二塁でレフト前ヒット)があり、
この時は本塁突入を躊躇しましたが、ここは思い切って回しましたね!
私もGくんの足の怪我が完治していないことを知ってはいたのですが、
「来い!来い!来い!来い!」と、大声で叫んでおりました…(照)


▲三塁ベースを蹴るGくん②

もし、相手のレフトがきっちりと捕球し、本塁へそれなりの返球を
送っていたとしたら、非常に際どいタイミングだったと思いましたが、
Gくんが三塁を蹴る姿が目に入り慌てたのかレフトがファンブルし、
球は内野に返っただけで、結果的に余裕のサヨナラホームインとなりました!


▲Gくん②サヨナラのホームイン


▲歓喜の駿台ナイン達

 

平成19年秋季大会 ブロック予選2回戦⑤

前記事の予告通り、今度は打順毎に選手をご紹介したいと思います!


何度も申し上げます!サヨナラヒットを放った1番バッターのSくん⑦です!
このオープンスタンスの構えが特徴的ですね!
9回のサヨナラ機では、追い込まれながら粘って粘ってよくぞ打ってくれました!(感激)


2番バッターのHくん④です。
この日のスタメン唯一の左打者でしたね!
8回裏の攻撃時には、この日チームとして失敗が多かった送りバントを
きっちりと決めてくれてチャンスメイク!
結果的にこの8回は無得点に終わりましたが、スコアリングポジションにランナーを送り、
相手投手にプレッシャーを掛けられたのは大きかったですね!


3番サード長嶋…、いやいやSくん⑤です。
軸足に体重が残る力強いバッティングは、さすが3番バッターって感じですね。
4回裏、初得点の切欠となったレフト前ヒットは素晴らしい当たりでした!


4番バッターのHくん③です。
空振りが多いHくん③ですが、この大きな身体であの振りは、
相手投手にとって非常に脅威だと思いますよ。

申し訳ございません…。
5番バッターOくん⑧の画像がありませんでした…(汗)
2回裏、初球いきなりの送りバント(失敗となってしまいましたが…)だったので、
写真を撮り損ねてしまい、その後はビデオをメインとしていたため、
ついつい写真を撮り忘れてしまったようです…(陳謝)


6番バッターのTくん⑥です。こんな画像で恐縮です…。
どうやらTくん⑥のバッターボックスに立つ写真も撮り損ねてしまったようです…(大汗)
Tくん⑥といえば、9回裏1点を追う非常にプレッシャーが掛かる先頭バッターの場面で、
見事レフト前ヒットを放ったその姿に、彼の非凡さを垣間見ることができました。
振りも非常にパワフルで鋭いです!


7番バッターのTくん⑨です。
7回裏の左中間真っ二つのタイムリー二塁打はホント素晴らしい当たりでした!
両チーム合わせても、この日最高の当たりだったのではないでしょうか?


8番バッターのGくん②です。
足に怪我を負いながらも2安打するところは流石でしたねえ~。
彼のバッティングも非常にパワフルです!


9番バッターのKくん①です。
この日、打撃面では良い所がありませんでしたが、
良いピッチングをすることが彼に託されたテーマですからね!


そして、9回裏一死一二塁の場面に代打で登場したAくん⑱です。
打席に入る前の彼のこの素振りを見て、私はヒットを予感しましたよ!(ホント)
非常にシャープで綺麗なAくん⑱のスイングは、私的にめっちゃタイプです!(笑)
予想通り、期待に応えて見事同点タイムリーを放ってくれました!

 

平成19年秋季大会 ブロック予選2回戦④


今回「八王子の歓喜」の場となった八王子市民球場です。
私が近年観戦した中では、06年夏「駒沢公園球場」以来の天然芝球場でした。
この日は非常に暑く、なんだか選手権大会を観戦している錯覚に陥りました(笑)


当日は9:00に到着しておりましたので、練習の初めから見ることができました。


スコアボードに目を向けてみると、我が駿台学園は後攻になってました。
これを見てホっとするのは、やはり今までのトラウマがあったからなのでしょう…。
また、この試合は後攻を取ったからこその勝利でしたので、
ここから全てが始まっていたかと思うと、非常に感慨深い画像ですね!


さあ、試合開始です!

まずは、この日先発したメンバーを守備毎に振り返ってみますね!


この日の先発ピッチャーは、1年生ながら今夏の主戦ピッチャーだったKくん。
新チームでは見事にエースナンバー①を背負っての登場です!


キャッチャーは、怪我を押して先発マスクを被ったGくん。
Kくんと同様、1年生ながら今夏の主戦キャッチャーでしたね!
堂々の背番号②が光ってました!


ファーストのHくん③です。
「いかにもファースト!」っていう体の大きさに圧倒されますね!
(06年夏のファーストNくんと非常にカブります)


セカンドのHくん④です。
今夏は⑭を付けてベンチ入りしていた1年生の選手です。


サードのSくん⑤です。
この新チームから「キャプテン」に就任しています。
野球に対する姿勢が素晴らしく、言動・行動共にリーダーに相応しいですね!
よくチームをまとめ上げて、士気を高めていると感じました。
故に、今回のような劇的な勝利を呼び込めたのでしょう!


ショートのTくん⑥です。
新チームでは1年生ながら見事ショートレギュラーの座を掴んだようですね。
ピンチの場面で、セカンドHくんと共にゲッツーも成立させてました!


この試合のサヨナラヒットを放った大ヒーロー、レフトのSくん⑦です。
今夏ではサードのレギュラーでしたね!


1年生の時から常に一桁の背番号を背負い続けているセンターのOくん⑧です。
新チーム発足にあたり、守備変更(コンバート)が幾つかありましたが、
このOくんのセンターというのは、私にとって非常にサプライズなことでした!
1年時夏はセカンド・2年夏時はショートのレギュラーで、
私が観戦した試合でも幾つもの内野ゴロを軽快に且つ確実に捌いていたので、
新チームでも間違いなく内野手だろうと思っておりましたから!
しかし、これは20数年間観戦し続けてきた私が勝手に思っていることなのですが、
駿台学園のセンターは「守備の要の選手」という伝統があるように思います。
そう考えると、Oくんのセンターコンバートに妙に納得できた私です!


ライトのTくん⑨です。
夏はベンチ入りしてなかったのですが、
新チームでは1年生ながら見事ライトレギュラーの座を掴んだようです。
Tくんのこの日のバッティングには目を見張るものがありましたね!


そして、7回途中からマウンドに上がったAくん⑩です。
聖パウロ学園戦では先発ピッチャーでしたね。
私は今回初めてAくん⑩の投球を拝見させていただきましたが、
身体は小さいのに、非常にパワーのある真っ直ぐを放りますよね!
変化球とのコンビネーションも絶妙で、相手打線に的を絞らせませんでした。

ということで、スタメン9人中5人が1年生という非常にフレッシュなチームになりましたね!
ここでひとつお詫びがあるのですが、9回表からHくん③に代わってファーストの
守りについたKくん⑮の画像を収めておりませんでした…(汗)
どうかお許しくださいませ…(陳謝)

さあ次の記事では、打順毎に選手を紹介させていただきます。

 

平成19年秋季大会 ブロック予選2回戦③

それでは、ブロック予選2回戦(対都小山台戦)のイニングスコアと
個人成績の詳細をアップさせていただきますね!
とはいっても、私が観戦しながらのリアルタイム記入でしたので、
不明の部分もあり、また多少の間違いもあることと存じます。
もし、間違い等発見された方がいらっしゃいましたら、
お手数ですがご指摘いただけると幸いでございます。




また、9/16現在の結果を含む第22ブロックのトーナメントシートもアップいたします!
しかし、安田学園は夏に引き続いての初戦敗退となってしまいましたね…(驚)
新チームでも、夏初戦コールド負けに対するプレッシャーが相当あったのだと思います。
正にこれが「負の連鎖」ですよねえ…(恐)
我が駿台学園は「逆転サヨナラ」という最高の勝ち方で、
近年抱えていた「負の連鎖」を断ち切れたと思いますね。
プラス思考で自信を持って次戦に臨んでいただきたいです!


※さあ、次の記事からは画像を含めてじっくりとこの試合を振り返ってみたいと思います。

 

平成19年秋季大会 ブロック予選2回戦②

さてさて、何からアップしたらよろしいでしょうかねえ~?
なんせ書きたいこと山ほどあって、頭の中がグルングルン状態なのです…(照)
それが逆に筆が進まなない(まとまらない)要因なのでしょうね!(笑)
ということで、あまり深く考えずに、これ以降も思いつくまま記事アップ
させていただきますので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

まずは、やはり劇的なサヨナラのシーンの画像アップですかね?
とはいっても、動画からの抜き出し静止画ですのでかなり粗かったりしますが…(恐縮)
今回は、是非とも動画をアップしたいと思ってビデオを回していたのですが、
その瞬間は興奮のあまり「超ブレブレ動画」になってしまっているのと、
大興奮の私の声があまりにもうるさく恥ずかしいので割愛させていただきます…(陳謝)


九回裏一死一二塁でバッターは1番のSくん⑦
カウント2-1と追い込まれてからの5球目を見事にレフト前へ!
かなり低めの球で泳がされそうになるところをうまく掬えましたね!


二塁ランナーは足を怪我しているGくん②だったので、
本塁へ突入させるかどうか微妙な(浅めの)当たりだったと思うのですが、
三塁コーチャーは思い切って手を回します!(たぶん私でも回してます!・笑)
それが目に入って慌てたのかレフトの選手がファンブルし、
結局本塁に球は戻って来ず、余裕のホームインとなりました!
しかし、Gくん②は怪我している足でよく走りました!
最後のヘッドスライディングは気持ちが伝わりましたよ!(感動)


そして歓喜の輪です!

 

平成19年秋季大会 ブロック予選2回戦①速報

平成19年秋季大会のブロック予選2回戦(対都小山台戦)は、
劇的な9回裏逆転サヨナラでの勝利となりました!(大喜)

都小山台|0 0 0 2 0 0 0 0 1 |3
駿台学園|0 0 0 1 0 0 1 0 2X|4

9回表、2-2の同点から都小山台に1点を勝ち越されながらも、
最後まで諦めない駿台の強い気持ちが勝ったのでしょう!
その裏に2点を取り返しての逆転サヨナラです!

近年、サヨナラで負けることが続いていた駿台学園ですが、
これでやっと嫌な呪縛から抜け出せることでしょう!
また、この勝利により、久しぶりの「春季ブロック免除」となります。
新チームとして最高の出だしとなっているのではないでしょうか?

さあ、次の相手はあの安田学園に勝った「専大付」です。
またもや強敵との戦いとなりますが、今日の勝利を大きな自信にして、
次の戦いに臨んでいただきたいと思います。

選手のみなさん、監督さん、助監督さん、そしてご父兄のみなさま、
本日の勝利、本当におめでとうございます!
私も、埼玉の東から東京の西まで遥々生観戦しに行った甲斐がありました。

今日の勝利をひとつの記事にまとめてしまうのはもったいない(笑)ので、
画像付きの記事は、この後幾つかに分けてアップさせていただく予定です。
とりあえず、2回戦勝利の速報記事でした。

2003年夏の懐かしい画像

自宅のPC内のファイルを整理しておりましたら、
またまた懐かしい画像を発掘することができました。
おそらく、2003年(第85回)選手権大会4回戦
(対安田学園戦)のものだと思います。




平成19年秋季大会 ブロック予選1回戦詳細

昨日のブロック予選1回戦(対聖パウロ学園戦)のイニングスコアと、
9/9現在の結果を含む第22ブロックのトーナメントシートをアップいたします。





八王子も都小平西を8-1(7回コールド)で下し、
順当に2回戦へ勝ち上がりましたね!

他のブロックで気になった試合ですが、
第14ブロックでは、都文京が延長12回2-1サヨナラでの辛勝!
また、第8ブロックの都立強豪校同士屈指の好カードの
都大島vs都葛飾商は7-4で都大島の勝利でした!
思い起こせば、昨年の秋季大会では我が駿台学園は
この都大島に勝ったんですよねえ~。

その他、昨日の試合では若干の波乱もありましたね!
都墨田工が都杉並工に2-7で1回戦敗退となりました。

平成19年秋季大会 ブロック予選1回戦

平成19年秋季大会のブロック予選1回戦(対聖パウロ学園戦)は、
18-0の5回コールドにて勝利いたしましたね!(嬉)

今夏の初戦に続いて大量得点での勝利となりましたが、
次の対戦校は、都立強豪校の「都小山台」ですから、
前回の反省を踏まえ、今度こそ「猛打ボケ」に陥らぬよう、
しっかりとリセットしてきて欲しいですね!

とにかく、新チーム公式戦初勝利は喜ばしい限りです!
次の日曜日、観戦できるよう私も頑張ります!

P.S.
この試合を観戦された方がいらっしゃいましたら、
詳細をお教えいただけると幸いです。

平成19年秋季大会抽選結果

更新が遅れまして申し訳ございません…。
平成19年秋季東京都高等学校野球大会一次予選抽選会が9/1に行われ、
駿台学園は「第22ブロック(当番校:八王子)」に属することになりました。

今夏西東京準優勝の八王子をはじめ、都小山台、都小平西、安田学園など強豪が揃い、
正直、厳しいブロックだという感はありますが、新チームでの初の公式戦ということは
どこの学校も同じこと!是非ともブロック代表目指して頑張って欲しいですね!

駿台学園の1回戦は9/9(日)【上柚木公園球場】で、相手は聖パウロ学園。
その聖パウロ学園は、今夏西東京大会にて1回戦で電機大高に0-5で敗れています。

2回戦は9/16(日)【八王子市民球場】、相手は今夏ベスト16入りした都小山台。
駿台と同じく、選手権大会では京華商に敗れた学校ですね。

3回戦は9/22(土)【八王子市民球場】、相手は安田学園と専大付の勝者と。
そして4回戦のブロック代表戦は、おそらく八王子が進出してくるのでしょうね!

参考資料として、第22ブロックに属する学校の今夏の成績を列記しておきます。

●都青梅総合:西東京大会 1回戦 4-14 中大付
●八王子:西東京大会 決勝 3-6 創価
●都小平西:西東京大会 4回戦 3-4 堀越
●正則:東東京大会 2回戦 2-7 日体荏原
●都練馬工:西東京大会 1回戦 3-8 啓明学園
●安田学園:東東京大会 1回戦 8-16 都新宿
●専大付:西東京大会 3回戦 5-11 明中八王子
●駿台学園:東東京大会 3回戦 0-4 京華商
●聖パウロ学園:西東京大会 1回戦 0-5 東京電機大高
●都小山台:東東京大会 5回戦 4-5 京華商

坂本監督について

昨年10月より駿台学園高校野球部の監督に就任された坂本周三監督のことをいろいろと
調べてみたのですが、出身高校はなんとあの「大阪府立市岡高校」だったのですね?(驚)
※ちなみに、出身大学が「早稲田大学」ということは既に存じ上げておりました。

市岡高校といえば、創部100年以上の伝統校!
今でこそ私学全盛の大阪府にありながら、通算で春・夏合わせて21回もの甲子園出場
を果たしており、1915年夏の第1回大会から予選にはかかさず出場を続け、
第2回大会では全国準優勝を成し遂げているという、大阪高校野球界をリードする
「公立校の雄」といえるでしょう!

校章や野球部の帽子などに使われている三本線は大阪市内第三中学の名残りだそうで、
市岡高校野球部の伝統かつ誇りといえるのかも知れませんね。
近年は1995年のセンバツ出場を最後に大きく低迷している感じですが、
今年の夏は久々に4回戦進出を成し遂げ、復活が期待されます。
近年では見ることのできなくなった異色の三本線帽子を、是非とも甲子園で
見てみたいものですねえ~。

そんな伝統校出身の坂本監督が指導される野球部なわけですから、
「甲子園」という存在を目標に掲げ、日々練習に取り組んでいることと思います。
「憧れの甲子園」ではなく、こうなったら本気で狙って欲しいものですね!

怪我…(心配)

今年の選手権大会で全試合マスクを被った1年生キャッチャーのGくんですが、
何やら足に怪我を負ってしまったようなんです…(心配)
Gくんは新チームで正捕手の座を掴んだようで、その矢先のこの怪我は
本人にとってもチームにとっても非常に痛いですよねえ~。

聞いたところによると結構重症のようで、秋季大会出場は微妙なところだとか…。
まあ、怪我をしてしまったことは、もうどうにもならないことですので、
こうなったら焦らずに治して、完全な姿で戻ってきて欲しいですね!

秋季大会の予選は9月に始まりますが、本戦は10月からになりますので、
それまでに何とか治ってくれないものかなァ~?(願望)
ということで、Gくんのために是が非でもブロック代表を勝ち取りましょう!

祝!佐賀北優勝

いや~、実に素晴らしい決勝戦でしたねえ~(大感動)
佐賀北というチームは、確実に「何か」を持っていますよ!

序盤から中盤に掛けてはピンチ・ピンチの連続で、
3・4・5・6回はスコアリングポジション(しかも三塁まで)に
ランナーを背負いながらも0点に抑え続けたのが大きかったですねえ~。

7回表、広陵に2点を追加されて0-4…。
それまで再三のピンチを凌いで来ていただけに、
また、それまで一安打しかしていなかった佐賀北にとっては
痛すぎる失点だと、この時点では思っていたのですが…。

それでは、奇跡の8回ウラを振り返ってみることにします。

8回ウラ、一死一塁の場面で代打新川くんがライト前ヒット。
次の1番辻くんが四球を選び、一死満塁の大チャンス!
バッターは帝京戦でサヨナラ打を打った井手くん!
「ナイス選球眼」で四球を選び、押し出しでまず1点を返します。
そして、続くバッターは3番副島くん!
ここで、まさかまさかの逆転満塁ホームラン!(鳥肌)

9回表の守備も、広陵の足にかき回されそうなところを、
アウトにできたのも実に大きかったと思います。
もし、あのランナーが三塁もしくは二塁に生きていたとしたら、
まだこの試合は終わっていなかったのかもしれませんね…。

しかし、昨年の大熱戦の決勝戦に匹敵する試合だったと思います。