2021年第103回選手権東東京大会二回戦(対目黒日大)詳細記事

敗戦から2日経ち、ようやく私も記事アップできる精神状態に戻りつつありますので、7月10日(土)に太田スタジアムにて行われました2021年選手権東東京大会二回戦の詳細記事を寄稿させていただきます。

練試で思うような結果が出ない中でも、夏大前最後の練試では勝ち切ることができ、いい雰囲気で今夏の初戦に入れたかと思います。それが三回までの猛攻8得点に繋がったのかと。

ただ、今だから申し上げるわけではございませんが、この序盤の8得点のままではすんなりとは勝てないだろうと感じておりました。相手に迷いや焦りが出ているうちに、中押しで得点を重ね、出来ることならコールド勝利に持ち込まないと後半どうなるかわからないぞと…。結局その嫌な予感が的中してしまうことに…。練試でもこのような展開を経験していなかったでしょうから、戦い方への迷いが生じ、普段通りのプレーができなかったのかもしれませんね。序盤にあれだけの大量リードをしていても勝てないという貴重な経験ができたのだと前向きに捉えて、駿台野球部として今後に活かしてもらうしかないと思っております。

また、私がこの試合で非常に気になったのが走塁における消極さでした。大量得点で気持ちが守りに入ってしまったのか、また夏初戦で固くなっているということも重々承知の上でしたが、それでも次の塁を果敢に狙うという積極さで相手をさらに追い込んでいくこともできたのではないかと…。特に九回表の二死一塁からの二塁打の場面では一塁走者の本塁突入をチャレンジして欲しかったなと思います。まあこれも秋以降新チームの課題として捉えていただければと。

しかし、今回「逆転サヨナラツーランスクイズ」といものを目の当たりにして、金足農側の目線だけでなく近江側の気持ちも理解できるようになった自分を見付けることでき、私自身にもひとつ成長できる機会を与えてくれた試合なのだと前向きに捉えることにいたします。

最後に、この夏の敗退にて引退となった三年生のみなさん、二年半の高校野球生活お疲れ様でございました。コロナ禍で二年次の春・夏を棒に振ってしまう形になってしまったこの世代。昨秋の敗戦から長い冬を越え、ようやく迎えられると思っていた春大(一次予選)がよもやの中止に…。コロナに翻弄されてきた世代ですから、この夏にかける思いは並々ならぬものがあったかと思います。この最後の夏の試合に三年生が誰一人出場できなかったこと、私自身も当然思うところがあります。ただ、今まで引退する三年生に対して何度も申し上げてきたことですが、高校野球に勤しんだ経験はこれからの人生に必ず活きてくるはずです。先行き不透明な時代ですが、君達の若い力で、そして、多感な時期を野球に捧げたその純粋な気持ちを持ち続けて、決して大袈裟なことではなく、この先の日本・世界を切り開いていってくれることを期待しています。

【一回表 駿台学園の攻撃】
1番楠元:四球
2番小林:投犠打
3番結城:左安
4番永山:四球
5番關川:左適時打②
6番竹内:空三振
7番桑島:右飛

【一回裏 目黒日大の攻撃】
1番:中安
2番:中安
3番:二ゴロ
4番:四級
5番:中犠飛①
6番:中飛

駿台学園|2|2
目黒日大|1|1

【二回表 駿台学園の攻撃】
8番中村:中安
9番内田:投犠打
1番楠元:空三振
2番小林:右適時打①
3番結城:中安
4番永山:四球
5番關川:左適時打②
6番竹内:右適時打②
7番桑島:遊飛

【二回裏 目黒日大の攻撃】
7番:空三振
8番:見三振
9番:四球
二盗

駿台学園|2 5|7
目黒日大|1 0|1

【三回表 駿台学園の攻撃】
8番中村:左飛
9番内田:遊安
1番楠元:空三振
2番小林:死球
3番結城:左適時打①
4番永山:一飛

【三回裏 目黒日大の攻撃】
三振
中安
三失
右適時打①
重盗
中適時打②
(駿台投手交代・桑島→八木)
空三振
左飛

駿台学園|2 5 1|8
目黒日大|1 0 3|4

【四回表 駿台学園の攻撃】
(目黒日大投手交代)
5番關川:死球
6番竹内:一飛
7番桑島:二飛
8番八木:空三振

【四回裏 目黒日大の攻撃】
右中三・遊失①
遊ゴロ
四球
二盗
中適時打①
遊ゴロ
中飛

駿台学園|2 5 1 0|8
目黒日大|1 0 3 2|6

【五回表 駿台学園の攻撃】
9番内田:左飛
1番楠元:四球
2番小林:投ゴロ
3番結城:四球
4番永山:一ゴロ

【五回裏 目黒日大の攻撃】
四球
投ゴロ
二盗
三ゴロ
二飛

駿台学園|2 5 1 0 0|8
目黒日大|1 0 3 2 0|6

【六回表 駿台学園の攻撃】
5番關川:左安
6番竹内:遊ゴロ
7番桑島:中飛
8番八木:一邪飛

【六回裏 目黒日大の攻撃】
三ゴロ
右二
申告敬遠
左飛
四球
右飛

駿台学園|2 5 1 0 0 0|8
目黒日大|1 0 3 2 0 0|6

【七回表 駿台学園の攻撃】
9番内田:遊飛
1番楠元:四球
2番小林:投犠打
3番結城:申告敬遠
4番永山:中飛

【七回裏 目黒日大の攻撃】
遊失
投犠打・野戦①
一ゴロ
一邪飛
投ゴロ

駿台学園|2 5 1 0 0 0 0|8
目黒日大|1 0 3 2 0 0 1|7

【八回表 駿台学園の攻撃】
5番關川:二ゴロ
6番竹内:右安
7番桑島:四球
8番八木:投犠打
9番内田:一邪飛

【八回裏 目黒日大の攻撃】
空三振
中飛
左二
遊飛

駿台学園|2 5 1 0 0 0 0 0|8
目黒日大|1 0 3 2 0 0 1 0|7

【九回表 駿台学園の攻撃】
1番楠元:左飛
2番小林:空三振
3番結城:中安
4番永山:左二
5番關川:捕邪飛

【九回裏 目黒日大の攻撃】
四球
右二
四球
一犠打②

駿台学園|2 5 1 0 0 0 0 0 0 |8
目黒日大|1 0 3 2 0 0 1 0 2X|9


▲試合前にスタンドへ向け挨拶


▲試合前挨拶


▲試合終了後キャプテン河西君より挨拶


▲駿台野球部全部員で


▲三年生部員だけで


▲三年生部員とご父兄様

2021年第103回選手権大会 試合開始時刻及び試合会場決定!

第103回選手権東東京大会の試合開始時刻及び試合会場が決定いたしました。

駿台学園初戦の対目黒日大<二回戦>は、7/10(土)の11:30から大田スタジアムにて行われることになりました。ここに勝利すると、三回戦は篠崎・両国の勝者と7/16(金)12:30から都営駒沢球場にて対戦することになります。

その後の予定は、
四回戦:7/23(金)10:00/ネッツ多摩昭島球場
五回戦:7/26(月)12:30/都営駒沢球場
準々決勝:7/28(水)10:00/江戸川区球場
準決勝:8/1(日)10:00/東京ドーム
決勝:8/2(月)15:30/東京ドーム

春に戦えなかった分有意義な夏にすべく先ずは初戦に集中!

2021年第103回選手権大会 組み合わせ決定!

6/18(金)、第103回全国高等学校野球選手権東京大会の組み合わせ抽選会が行われました(詳細はコチラを参照)。

東東京やぐらにて駿台学園が入った位置は22番!初戦(二回戦)は7/10(土)の予定で、相手は目黒日大となりました。その初戦に勝利すれば、三回戦は7/16(金)に篠崎・両国の勝者との対戦となります。なお、現段階では試合開始時刻及び試合会場は未決定ですので、6/22日(火)に決定次第、再度記事アップさせていただきます。

春の公式戦を戦うことのできなかったその悔しさをこの夏に爆発させましょう!