東京都中学校野球秋季大会を振り返って

さて、駿台学園中学校の優勝で幕を閉じた東京都中学校野球秋季大会ですが、
その快挙から一週間が経ち、私の心の高ぶりもだいぶ落ち着いてまいりました。
ということで、今回一連の観戦で私なりに感じたことをつらつらと…。

実は、私にとって中学野球を観戦するのは今回が初めてのことでした。
お恥ずかしながら、平成17年秋季都大会で優勝を飾ったことを知ったのも、
高校の情報を必死で探し回っていた今年になってからのことでしたし…(汗)
そもそも、中学の野球部がまだ創部4年目で、今高校一年生で活躍している子達が
その一期生だったという事実を知ったのも極々最近のことだったのです。

私の自宅からはとても行きやすかった「江戸川河川敷(柴又)」での1回戦。
試合前の駿台学園中学の練習風景を見て、私は唖然としてしまいました!
野球に対する真っ直ぐな姿勢が、練習を見ているだけでビンビン伝わって来るのですよ。
そして、実際に試合を拝見させていただき、在り来たりな表現になってしまいますが、
選手ひとりひとりがきちんと「チーム」として機能していると感じました。
決して上杖のある選手やパワーのある選手が大勢いるわけではないのに、
個々の技術と意識の高さが融合して「チーム」という集合体になっていると…。
これは、やはり、監督さんの指導の賜物なのでしょうねえ~(感服)

また、ピンチの際の対応など、とても中学生には見えないのですよ!(凄)
どう表現したらいいのか非常に難しいところなのですが、
あえて一言で申し上げるとするならば「洗練」されているって感じでしょうか?
声の出し方をひとつ例にとってみても、実に無駄がないのです。
まだまだ発展途上の時期の中学生とは思えないほど冷静で落ち着いていて、
「雑味」とか「粗さ」といったものが一切感じられませんでした。

このように、自分の母校の付属中学校だという贔屓目を抜きにしても、
柴又で見た時から「このチームはもしかして凄いかもしれない…」と、
何かビビビッと感じるものが私の中にはあったことは確かです。
でも、まさか、優勝までやってのけてくれるとは…(感動)
私にとって、改めて「野球」というスポーツの奥深さを感じる機会となりました…。
自分の子供と歳がさほど変わらない選手達から何かを教わった気もしますし。

さて、私事で恐縮ですが、明日の仕事は休暇を取って、
娘共を「ディズニー・シー」へ連れて行ってあげる予定です。
夏から秋にかけて私の野球観戦に付き合ってくれたご褒美ということで!(笑)

それでは、PCに残っておりました画像を幾つかアップいたしまして、
東京都中学校野球秋季大会記事の〆とさせていただきます!






















東京都中学校野球秋季大会準決勝&決勝観戦

行ってまいりましたよ、東京都中学野球秋季大会準決勝&決勝観戦へ!
本日は家族4人で朝6:30に自宅を出発し、いざ日大三高野球場を目指します。
自宅からは片道70km程の道程がありましたが、思いの他道路は混んでおらず、
試合開始時間(9:00)の1時間前(8:00)に現地到着することができました。


「これが学校の設備か?」と思えるほど、さすが素晴らしい球場でしたね。
それでは、まずは東京都中学校野球秋季大会準決勝(対早実中戦)の観戦レポートから。


挨拶も選手全員の礼(頭)が揃っていて実に気持ち良いですね!


先発ピッチャーは、やはり左腕エースの子です!
ん~、彼は実に惚れ惚れするフォームで球を放りますね!

エースピッチャーの投球を動画でもどうぞ↓


ゲーム終盤には、主将の背番号10番の子が登板しました。

この準決勝戦は、相手のエラーにつけ込む形でそつなく得点を重ね、
終わってみれば7-1の快勝となりました!(喜)
4回表の1失点は、相手打線に二連続長打を浴びたものでしたが、
絶妙な内外野の中継プレーにより、二人目のバッターランナーを
二三塁間に挟みアウトにし、流れを相手に渡しませんでしたね!
もし、ランナーが二塁に残ってしまっていたら、
おそらく1失点だけでは済まなかったことでしょう。

早稲田実|0 0 0 1 0 0 0 |1
駿台学園|1 5 0 1 0 0 X |7

さて、決勝までは3時間ほど時間が空いてしまいますので、
私は、試合会場近くの「野津田公園」で家族サービスをしておりました。
(私的には準決勝第2試合を実に観たかったのですが…苦笑)

そして、ついにやってまいりました決勝戦!
東京都中学校野球秋季大会決勝(対武蔵村山一中戦)の観戦レポートです。

駿台学園にとっては、今大会初めての「表の攻撃」となってしまったので、
私の中には「接戦になったら嫌だなぁ…」という思いが…。
そんな心配の中、初回に幸先良く2点を奪うことが出来てちょっとホっとできました。

しかし、エースの子が連日連投で疲れているのか、
乱調気味でなかなかストライクを取ることができません…。
連続四球により、なんと初回から満塁のピンチを背負ってしまいます…。
でも、地力と粘り強さで何とか1失点で切り抜くことができました。

駿台学園は4回表に追加点を奪いスコアは3-1。
しかし、その裏にエラーも絡み2点を返され、ついに3-3の同点に…。
その後は両校のピッチャーが踏ん張り、嫌だ嫌だと思っていた「接戦」へと…。
7回でも勝負がつかずに延長戦へと突入しますが、8回表裏も両校無得点に終わります。

そして、駿台学園にとっては2回戦(対法政中)以来の特別延長戦へ突入!
特別延長戦とは、無死満塁からスタートするサドンデス方式。
表の攻撃の駿台学園にとっては、何点でも取っておきたいところです。

ここで、なんと、駿台学園は「怒涛の初球打ち」に打って出ます!
これが監督さんの指示によるものなのか定かではありませんが、
相手ピッチャーの「守りを早く終わらせて攻撃に移りたい…」という
心理をついた素晴らしい攻撃だったと思います。

その「怒涛の4者連続初球打ち」を動画でどうぞ↓

そして、この初球攻撃により一挙3点を奪い、いざ最後の守りへと!
しかし、武蔵村山一中もさすが決勝まで駒を進めてきた学校です。
すんなりと終わらせてはくれません…。
特別延長戦の裏に2点を返され、なおもピンチが続きますが、
最後のバッターを何とかセカンドゴロに打ち取り、見事優勝を飾り
ました!(喜)

それでは、優勝決定のシーンを動画でどうぞ↓
(カメラが追いついてなかったりブレてたりしてますが…汗)

駿台学園|2 0 0 1 0 0 0 0 |3
武蔵村山|1 0 0 2 0 0 0 0 |3
※特別延長戦:駿台学園3-2武蔵村山

いや~、しかし、実にドキドキハラハラの決勝戦でした~。
往復150km程のクルマの運転も相まって、私は心身共に疲れ果てましたが、
都大会優勝の晴れ姿を生で観ることができたので、行った甲斐があったってもんです!(嬉)


閉会式(表彰式)の模様です。


もう一丁、アップ画像です。

駿台学園中学野球部のみなさん、監督さん、そしてご父兄のみなさま、
この度は2年振りの「秋季都大会優勝」という偉業、本当におめでとうございます!

 

東京都中学校野球秋季大会準々決勝結果

東京都中学校野球秋季大会準々決勝の結果です。

日大二中|0 0 0 2 0 0 0 |2
駿台学園|0 0 0 1 2 0 X |3

3-2で見事勝利!(喜)
2点を先制されながらも逆転での勝利でベスト4進出!(凄)

明日(11/4)の準決勝の相手は早実中に決定しております。
そして決勝まで駒を進めた場合、武蔵村山一中か小平四中の
勝者との戦いとなります!

さあ、2年ぶりの都大会優勝まであと2つ!
明日の試合会場は「日大三高グラウンド」ということで、
我が家からはかなり行きにくい場所なのですが、
何とか観戦したいなあ~?と思っております。