記事アップが遅れて申し訳ございません。
試合後真っ直ぐ帰宅したのですが、その後「お墓参り」に行ってたりしたもので…。
ということで、2008年秋季大会 ブロック予選決勝戦(対都葛飾商)観戦記事です。
試合会場は、八王子にある都立片倉高校グラウンド。
行きは中央道の渋滞に巻き込まれ2時間弱掛かってしまいました。
試合前のノック風景。
私、三角監督のノックを拝見したのは初めてだったことに気付きました。
さすがに巧かったです!
さて、試合の方は竜介さんの予想通り、見事な投手戦となりました。
KBYくんはボール球が多かったものの、要所を締め5回まで無得点に抑えますが、
6回表に連続ヒットでチャンスをつくられ、ついに均衡を破られてしまいます。
しかし、この2失点は「スクイズ」と「ディレードスチール」に因るもの。
リアルタイムで観ていて、中盤~終盤にかけてのこの失点は痛かったですが、
タイムリーを浴びてのものではなかったのが救いでした。
この試合で9回を投げ切ったエースのKBYくん。
終盤7・8・9回は圧巻の3イニング連続三者凡退!
スタミナもバッチリついてきましたね!
一方、都葛飾商のエースピッチャーも見事なピッチング!
調子のいいはずであろう駿台打線に全く的を絞らせてくれませんでした…。
初回、1番TKMくんがいきなりのレフト前ヒットを放ちますが、
その後は5回までどうにも打線が繋がってくれませんでしたねえ~。
しかし、都葛飾商に2点を先制されてしまったその裏の攻撃。
先頭バッターHRGくんが四球を選び、すかさず二盗!
続くOKWくんがレフト前ヒットを放ち1点を返します。
GTOくんも四球を選び、なおもチャンスが広がりますが、
後続が続かず、結局この回は1点止まりとなりました。
また、6回途中から登板した都葛飾商10番の左ピッチャーも非常にいい投手でした。
代わってから7回を抑えるまでのアウトは全て三振。
なんと「四者連続三振」を奪われてしまったのですから…。
この投手の登板により、駿台ベンチ・応援席にもちょっと嫌なムードが
漂いはじめてきたのは否めませんでした…。
そして、8回裏も簡単に二死を取られ、ここでバッターは4番のGTOくん!
この日は1・2打席目共、外野深くまで飛ぶ大きな当たりを放っていただけに、
「調子は良いはず!外野手の守備範囲外に飛べば!」と思っておりました。
そのGTOくんの放った打球はレフト方面へ一直線!
ちょっと低い弾道でしたが、レフトの頭の上を超えなんとフェンスまでも超え!
そうです、正に起死回生の同点ホームランを放ってくれたんです!(喜)
私の考えていた「守備範囲外」というのは、右中間や左中間という
外野手の「横や斜めの守備範囲外」だったのですが、
なんとGTOくんは「縦(しかも奥)の守備範囲外」に飛ばしてくれました!(凄)
ガッツポーズで三塁ベースを蹴るGTOくん!
(ピンボケちゃってすみません…陳謝)
駿台ベンチもこの一発に大喜び!
これで一気にムードが一変したのは言うまでもありません!
終盤に入り調子を取り戻したKBYくんは9回表を三者凡退に抑え、
いい雰囲気で9回裏・駿台最終回の攻撃に移ります。
この回、先頭バッターSMRくんの打球は平凡なサードへのゴロ。
しかし、ガッチリ行こうとし過ぎて気負ったのか相手三塁手が一塁へ悪送球!
ボールはファールゾーンへと大きく転がり、SMRくんは悠々二塁ベースへ。
続くSTO(Y)くんは四球。これで無死一二塁のチャンス到来!
6~7回に掛けて「四者連続三振」をやってのけた相手投手でしたが、
8回裏のGTOくんの被弾とこの最終回の味方の失策により、
完璧に自分のペースを見失ってしまったようですね…。
続くKBYくんは手堅く送りバント。これで一死二三塁となります。
打順は1番に戻りTKMくんでしたが、さすがに敬遠気味の四球。
しかし、これで一死満塁・サヨナラの大チャンスです!
ここでバッターは何でもできる器用なHRGくん。
一気にサヨナラムードが高まりますが敢え無く三振…(残念)
そして、続くバッターは3番OKWくん。
この日3打席目にタイムリーを放っているOKWくんですから期待が高まります!
相手投手は、前打者HRGくん相手にはコーナーを突いての見事な投球でしたが、
ここで力尽きてしまったのかストライクが全く入りません。
結局OKWくんは四球を選び、結果「押し出しサヨナラ勝利」となりました!
試合終了直前(二死満塁・カウント3ボール)の場面です!
都葛飾商|0 0 0 0 0 2 0 0 0 |2
駿台学園|0 0 0 0 0 1 0 1 1X|3
サヨナラ勝利に喜ぶ駿台ナイン!
応援席への挨拶後もガッツポーズで大喜び!
もちろん、ご父兄さんを中心とした応援席も大喜び!
(うちの娘共も写っております…恐縮)
とにかく、私には記憶のない秋季大会(新人戦)でのブロック優勝!
東・西合わせた東京都約260校中の24校ですよ!
間違いなく駿台野球部の歴史を塗り変えてくれたと思います。
本大会に進出してくるのは名のある強豪校ばかりでしょうが、
気負うことなく、思う存分「駿台野球」を見せ付けてやりましょう!