それでは、この3回戦の試合を事細かく振り返ってみることにします。
前戦ではサヨナラの場面を含む数々の動画があったのですが、
素人丸出し感アリアリの「手持ち」で撮影してしまったため、
とても人様にお見せできるような代物ではなかったのですよ…(大汗)
その反省を踏まえ今回は三脚を持ち込みました!(当然だろっ…照)
ということで、今回は「動画」を絡めながらの詳細記事となります!
しかし、音声に関しては相変わらず私の声がデカ過ぎてウザイ(照)ので、
デフォルトではカットさせていただきましたこと、予めご了承くださいませ…。
この試合前、スコアボードに目を向けると駿台学園は先攻でした…。
(おそらく「じゃんけん」で負けてしまったのでしょうね…)
でも、前回のサヨナラ勝利で「嫌な呪縛」からは抜け出せたと思うので、
以前に比べると、私は別段ショックではなかったですね!(笑)
それでは、イニング毎に振り返ってみましょう!
[1回表]
1番SITくん⑦が前戦でのサヨナラヒットの勢いそのままに、
初球を叩きライト前ヒット!(幸先良いじゃん!・喜)
そして、2番HRGくん④のサードゴロの間にSITくん⑦は二塁へ。
結果的に送った形となり、初回からいきなり一死二塁のチャンス到来!
しかし、後続の3番STOくん⑤・4番HYSくん③が共に外野フライに倒れ、
結局この回は無得点に終わってしまいました。
[1回裏]
先発ピッチャーのKBYくん①は三者凡退で切り抜ける最高の立ち上がり!
[2回表]
5番GTOくん②・6番TNKくん⑥・7番TKMくん⑨の
三人とも外野フライに打ち取られ三者凡退に…。
しかし、GTOくん②の打順が5番に上がりましたね!
怪我は快方に向かっているのかな?
[2回裏]
簡単に二死を取りますが、そこから連続二塁打を与え、
この日初めての失点を喫してしまいます…。
[3回表]
8番OGWくん⑧はピッチャーゴロに倒れますが、
続く9番KBYくん①がセンター前ヒットを放ちます!
バッターは1番に返り、ノリに乗ってるSITくん⑦でしたが、
サードゴロ併殺打に打ち取られてしまいました…。
[3回裏]
無死一二塁の大ピンチを切り抜け無得点に抑えます!
[4回表]
「ピンチの後にチャンスあり!」ということで、この回の攻撃に期待です!
左バッターの2番HRGくん④はセーフティバントを試みますが、
ピッチャーの好フィールディングに阻まれ惜しくもアウトに…(残念)
しかし、続く3番STOくん⑤がレフトオーバーの二塁打を放ちます!
続くは4番HYSくん③でしたが、放った打球はセカンドベース後方への高いフライ。
ショートが捕球の体勢に入り、誰もがアウトと思った次の瞬間、
グラブからポロっと球がこぼれ落ちます!(ラッキーでした)
これで、一死一二塁のチャンス到来です。
次のバッターは、本日5番に打順が上がったGTOくん②!
しかし、打たされた感のある力ない打球はセカンドゴロに…。
完璧な併殺打コースの当たりでしたが、セカンドの選手が悪送球!
またもや相手エラーが絡み、二塁ランナーだったSTOくん⑤が長躯ホームイン!
これで1-1の同点に追いつきます!
なおも、一死一二塁のチャンスが続きます。
ここでバッターは6番TNKくん⑥でしたが、浅いライトフライでランナーそのまま。
続くは、前戦(都小山台戦)で当たりに当たっていた7番TKMくん⑨。
(この時、私には前戦での左中間真っ二つのタイムリー二塁打が頭を過ぎります)
そして、驚いたことに、TKMくん⑨の放った打球は、そのビデオテープを見ているかのような、
左中間真っ二つの2点タイムリー!(しかも今回は三塁打)
▲TKMくん⑨の放った左中間真っ二つの2点タイムリー三塁打
の模様を動画でどうぞ!
これでスコアは3-1、なおも二死三塁のチャンスが続きますが、
8番OGWくん⑧はセンターフライでチェンジとなります。
予想通り、ピンチの後にチャンスが来ましたね!
相手のミスにつけ込み、ヒット2本で3得点することができました!
[4回裏]
序盤は互いのピッチャーが踏ん張り、落ち着いた感のあったこのゲームでしたが、
この中盤から点の取り合いの荒れた形相に変わってまいります。
3回表のピンチはうまく切り抜けたKBYくん①でしたが、
この回から制球が狂いはじめ、二死を取ったところで早くもASIくん⑩へピッチャー交代。
しかし、この回に結局2失点を喫してしまい、スコアは3-3の振り出しに…。
[5回表]
点を取られたら取り返せばいいのです!
この回の先頭バッターは前の回からマウンドに上がった9番ASIくん⑩!
見事、センター前ヒットで出塁し、無死一塁のチャンス!
1番に返ってSITくん⑦が手堅く送りバントを成功させ、一死二塁へ!
続く2番HRGくん④の打球はショートゴロ。
ここで二塁ランナーのASIくん⑩が二三塁間に挟まれてしまいますが、
バッターだったHRGくん④が二塁ベース上でアウト。
ASIくん⑩は二塁ランナーとして生き残ります。
次のバッターはキャプテンSTOくん⑤。
STOくん⑤の放った打球はショート真正面でしたが、またもやエラー!
ASIくん⑩は三塁ストップで、二死一三塁のチャンスとなります。
さあ、ここで4番HYSくん③の打順です。
この大会中、私がどうしても見たかった4番バッターらしいバッティング!
ついにここで出てくれましたよ!
そう、HYSくん③のタイムリーヒットです!
高い金属音を残し、鋭く早い打球はショートのグラブをかすめてレフト前へ!
三塁ランナーのASIくん⑩が還り、1点を勝ち越します!
▲HYSくん③のタイムリーヒットを動画でどうぞ!
このHYSくん③のタイムリーヒットで、一塁ランナーのSTOくん⑤は三塁まで進み、
なおも二死一三
塁の大チャンスが続きます!
しかし、後続のGTOくん②がサードゴロに倒れ、この回は1得点勝ち越し止まり。
[5回裏]
専大附もさすがに底力と地力があります…。
この回にも1点を返され、またもや4-4の同点に…。
しかし、同点にされたところで踏み留まって、決して逆転を許さないというのは、
まだまだ駿台ペースの流れだと感じておりました。
[6回表]
さあ、また取られた点を取り返しましょう!
この回の先頭バッター6番TNKくん⑥がレフト前ヒットを放ちます!
続く7番TKMくん⑨は送りバントで、一死二塁となります。
前戦では送りバント失敗が2つありましたが、この日は全て成功しましたね!
しかし、続く8番OGWくん⑧はピッチャーゴロに倒れてしまいます…。
これで二死二塁となってしまいましたが、9番ASIくん⑩が四球を選び、
二死一二塁とチャンスを広げてくれます!!
ここで、バッターは1番SITくん⑦!
完璧に捕らえた打球は、前戦のサヨナラヒットよりも鋭い当たり!
「これで1点勝ち越しだ!」と一瞬思ったのも束の間、ピッチャーの差し出した
グラブにそのボールがスッポリと収まってしまいました…(ん~紙一重)
しかし、SITくん⑦のこのピッチャーライナーはホントいい当たりでした!
「たら・れば」は禁物ですが、あれがもしセンター前へと抜けていたら、
その後の試合展開も変わっていたような気もするのですが…。
▲SITくん⑦くんの惜しい当たりを動画でどうぞ!
[6回裏]
前戦では失策がなかった駿台学園。
この試合もここまではノーエラーと完璧な守備力を誇っていました。
しかし、ついにこの6回にミスが出てしまいました…。
そして、この失策を切欠に、それまでの集中力が切れてしまったかのように
失点に失点を重ね、気付いた時には7点もの得点を相手に許していました…。
3点目まではタイムリーで取られた失点で、そこで切ることは可能だったと
思うのですが、その後の満塁からの「4連続(?)四死球」が余計でしたね…。
この回の途中から三番手ピッチャーSITくん⑫をマウンドに送りますが、
その流れは変えられず、結局「自滅」となってしまった感が強いですね…。
[7回表]
さあ、4-11と7点差をつけられてしまったので、
この回に点を取らなければコールドゲームが成立してしまいます…。
何としても最低1点を返さねばなりません!
打順良く先頭バッターは2番HRGくん④でしたが、敢え無くピッチャーゴロ…。
そして、3番STOくん⑤もショートゴロで二死無塁…。
次のバッターは、前の打席でタイムリーを放った4番HYSくん③。
右方向ライン上に強い当たりを放ち、これを相手ファーストが弾きます!
しかし、そんなに大きくは弾かずにすぐボールを拾い、
一塁ベースカバーに入ったピッチャーへトス!
HYSくん③も大きな身体を揺らしながら一生懸命に走り、
一塁ベースへ必死のヘッドスライディング!
非常に微妙なタイミングでしたが、残念ながら判定はアウト…。
ということで、コールドという非常に悔しい敗戦となってしまいました…。
▲最後のプレーとなってしまったHYSくん③のヘッドスライディングと
試合終了後の挨拶までを動画でどうぞ!
前記事でも書いたことですが、序盤は駿台ペースの試合運びでした。
4回表、相手のミスにつけ込んでの怒涛の攻めは圧巻でしたし、
結果的に駿台の三振が「ゼロ」だったことを考えると、
やはり前戦サヨナラ勝ちの勢いは確実にそこにあったと思います。
しかし、たった1つのミスからガタガタと崩れ去ってしまった駿台…。
7回で7安打していることから、決して力負けしたという感じはありません。
あくまでミスからの自滅ということで、これから先の立て直しは
さほど難しいものではないと思っております。