駿台学園|0 0 0 2 0 0 0 0 | 2
日大三 |0 0 3 1 1 2 0 3X|10
(8回コールド)
■選手別スコア
【二】HRGくん⑥ 4打数1安打0打点
【左】SIT(R)くん⑦ 3打数0安打0打点
【右】TKMくん⑨ 0打数0安打0打点
投 SIT(K)くん⑫ 0打数0安打0打点
投 FJTくん⑩ 0打数0安打0打点
【三】STOくん⑤ 3打数1安打0打点
【捕】GTOくん② 3打数0安打0打点
【一】HYSくん⑮ 2打数0安打0打点
一 KUMくん③ 1打数0安打0打点
【中】OGWくん⑧ 3打数1安打0打点
【遊】TNKくん⑱ 3打数0安打0打点
【投】KBYくん① 1打数0安打0打点
右 AKMくん⑫ 2打数1安打2打点
合計:25打数4安打2打点
振 7
球 9
犠 2
併 1
残 11
本 0
三 0
二 AKMくん⑪
盗 0
暴 ?
逸 ?
失 ?
■投手成績
KBYくん① 3回
SIT(K)くん⑫ 2・1/3回
FJTくん⑩ 2・1/3回
結果的に「2-10(8回コールド)」というスコアで終わってしまったわけですが、
贔屓目を抜きにして「実力」に点差ほどの差はなかったと私は感じております。
駿台の安打数は4と少なめですが、9四死球を選び再三チャンスをつくり出しました。
なんたって三者凡退に抑えられたのは2回表と8回表の2度だけでしたから!
4回表の攻撃では、そのチャンスを見事モノにすること(2得点)ができましたが、
1・6・7回表と、あと1本が出ずに無得点に終わってしまったのが実に悔やまれます。
特に、1回表の一死満塁の大チャンスで得点することができなかったのが、
その後のゲーム展開に影響してしまったのは明らかでしょうねえ~。
(相手選手達に「ピンチでも抑えられるぞ!」と思わせてしまうので…)
逆に、日大三はピンチの場面でも要所を確実に締めていましたし、
攻撃面でも「ここぞ!」ってところで着実に得点を重ねてきました。
結局、そこのところの差だけかと思うのです…。
しかし、その「要所を締める」・「あと1本が出る」っていうところが、
日大三のような強豪校との絶対的な差なのかもしれませんが…。
まあ、今回の試合におけるチャンスの度合はほぼ互角だったと思いますので、
強豪校相手でも「お膳立て」をつくり出せるということは証明してくれました。
これからの練習試合で「あと1本」の出し方を是非とも鍛錬していただきたいです。
守備に関しては、決してミスがなかったわけではありませんが、
ミスによる失点は最小限に抑えられていたと思います。
そして、本日登板したピッチャー3人も実に踏ん張ってくれました!
KBYくん①は序盤から与四球が多く自らピンチを招いてしまいますが、
日大三打線を翻弄しつつ大量失点を喫することなく3回を3失点に抑えます。
2番手のSIT(K)くん⑫も結果的に4失点を喫してしまいましたが、
内外野の間に落ちてしまう不運な当たりがタイムリーになってしまったりと、
決して「力負け」という感じではなかったと思います。
キレのあるカーブに相手打線はタイミングを掴めない場面が多かったですし!
そして、3番手のFJTくん⑩も実に良かったです。
8回裏にサヨナラコールドとなってしまう3ランを被弾してしまいましたが、
あの当たりは相手打者を褒め称えるしかない事故のようなもの…。
6・7回裏に関しては要所を確実に締めてくれる圧巻のピッチング!
6回裏のピンチで最後のバッターを三振に斬って取った場面では、
右手で握りこぶしをつくる「ガッツポーズ」が出ましたからね!
私、このガッツポーズを見て鳥肌が立ちましたよ!
キャッチャーのGTOくん②も、この試合で見事2つの盗塁を封殺!
相手走者はそれ以降積極的に走れなくなったのは明白でした。
打撃面ではイマイチ調子を落としているように感じたGTOくんですが、
肩にスランプはないようですね!
打撃面では、左バッターである3人が当たってました!
何といっても、4回表・代打AKMくん⑪のタイムリー二塁打は素晴らしかった!
追い込まれながらも逆らわずに放った打球はグングン伸びて左中間真っ二つ!
2007秋季大会の対都小山台戦においても、土壇場9回裏・代打で同点打を
放ったAKMくんは、非凡な「勝負強さ」を持ち得ている選手だと思います。
セカンドベース上での大きなガッツポーズには気持ちが伝わりましたよ!
また、1回表・先頭打者でいきなりセンター前ヒットを放ったHRGくん⑥!
1番バッターとしてこの初回に塁に出るか出ないかは雲泥の差となります。
結果的にこの回は無得点に終わってしまいましたが、
手に汗握る「見せ場」をいきなりつくってくれましたからね!
しかし、6回表の併殺打は非常に残念でした…(でもあれはセーフですって!)
茨城の遠征練習で打撃好調だったOGWくん⑧も、その好調さをキープ!
6回表の三遊間を割るヒットは実に芸術的でした!
それでは、攻撃面で大きなチャンスを作った場面を、
イニング毎に振り返ってみましょう!
[1回表]
1番HRGくん⑥がいきなりのセンター前ヒット!
2番SIT(R)くん⑦は手堅く送りバントで一死二塁。
そして3番TKMくん⑨・4番STOくん⑤共に四球を選び、
1回表から一死満塁の大チャンス到来!
しかし、後続の5番GTOくん②・6番HYSくん⑮が共に倒れ、
結局この回は無得点に終わってしまいました…(残念)
[4回表]
先頭バッター5番GTOくん②が四球を選びます。
続く6番HYSくん⑮は三振に倒れますが、
7番OGWくん⑧がまた四球を選び、一死一二塁のチャンス!
しかし、8番TNKくん⑱はファーストフライに倒れ二死一二塁となってしまいます。
ここで、9番KBYくん①に代わり代打AKMくん⑪の登
場!
秋季大会・対小山台戦でのあの土壇場での同点打が私の頭を過ぎります…。
そして、AKMくん⑪が追い込まれながらも放ったその打球は、
左中間真っ二つに割く2点タイムリー二塁打!(喜)
2-3とすぐさま1点差へと詰め寄ります。
なおも二死二塁のチャンスでしたが、続く1番HRGくん⑥は
相手ピッチャーのアウトハイ真っ直ぐに敢え無く三振を喫してしまいました…。
[6回表]
先頭バッター6番KUMくん③が背中(脇腹?)に死球を受けます。
かなり威力のある真っ直ぐをそのまま喰らってしまったということで、
とても痛そうにしてましたが、何とか立ち上がって一塁へ向かいます。
続く7番OGWくん⑧は三遊間を破る華麗な流し打ちで無死一二塁。
8番TNKくん⑱が手堅く送って、一死二三塁の大チャンス!
9番AKMくん⑪は相手ピッチャーが前打席でのタイムリーで意識したのか四球。
1回に続いて一死満塁の大チャンス到来です!
しかし、1番HRGくん⑥の打球はショートへ。
無情にも6-4-3と渡る併殺打に倒れてしまいました…(悔)
[7回表]
先頭バッター2番SIT(R)くん⑦はピッチャーゴロに倒れますが、
続く3番FJTくん⑩が死球で出塁します。
4番STOくん⑤はタイミングをずらされながらも放った打球は
ラッキーにも一二塁間を抜けライト前へ!
一死一二塁のチャンスでしたが、5番GTOくん②・6番KUMくん③共に、
相手ピッチャーの気迫の前に三振に斬って取られてしまいました…。
さて、これで春季大会は終了してしまった訳ですが、感傷に浸っている暇はありません。
新3年生には高校野球生活の集大成となる夏の選手権大会はすぐにやって来ます!
何度も申し上げますが、今日の試合は点差ほど一方的なものではありませんでした。
今回の敗戦は、今年の夏に必ずつながるものだと私は確信しております!